4D Blocks をやってください
PCのみです。画面は Mac ですが Java なので Windows でも何でもできます。Java をインストールしていない人はしておいてください。https://java.com/ja/download/
http://www.urticator.net/blocks/v6/にアクセスします。
英語が読める人は指示に従います。
読めなくても、とりあえずここをクリックします。ダウンロードされたzipファイルを解凍します。
"out" フォルダ内
の "Maze.class"
を見つけます。たぶんダブルクリックすれば起動します。(エイリアス(ショートカット)をデスクトップに置いておくと良いでしょう)
こんなメッセージに阻まれたら、「システム環境設定」の
ここから
ここを押して
起動します。
何か表示されました。初期設定ができるようですが、よくわからないと思うのでとりあえず先に進みます。
始まりました。ここは4次元空間に自動生成された迷路のスタート地点。この世界を存分に歩き回って4次元の方向感覚を身につけましょう。
と言いたいところですが、いきなりこれを見ても何がなんだかわからないと思うので、まずは3次元で練習することにしましょう。
ちなみに、http://www.urticator.net/maze/maze.htmlには、4次元空間の見方が実に丁寧に(英語で)説明されています。画像が豊富なので読めなくても分かりますが、また気が向いたら雑に訳します。
ここを押して、
ここを押します。
こちらは誰もがよく知る3次元空間です。壁しか見えませんが、少し動けばすぐ分かるでしょう。
操作方法を確認します。「キーボード」でググって一番上に出てきた画像素材なので Windows キーがあります。
左手で使うのは中指だけ、前後移動を担当します。
上下左右の方向転換は右手。3本指で操作します。
動きましょう。
こういうゲームの経験がない人には難しく感じるかもしれません。慣れましょう。
慣れましたか?
では、4次元に戻りましょう。
戻って来ました。
いくつか確認があります。
まず、ほとんど同じ画面が横に2つ並んでいるのが分かるかと思いますが、これはいわゆる立体視です。
交差法です。
知らない人は、ググって練習しましょう。
白い立方体の枠の中に、カラフルな線が入っている様子がわかるでしょうか。
この大きな立方体が言わば画面の枠です。4次元空間を写すカメラの映像なので立体に写してあるわけですが、まあ難しいことは考えなくて大丈夫です。大事なのは慣れです。
4次元なので、もう一つ向きが増えます。
サイトに習って ("in and out direction") 、「内」「外」と呼ぶことにします。
立方体画面の「手前側」と「向こう側」です。ちなみに、3次元空間の画面と同じように、「前」は「画面」の「中央」に、「後ろ」は後ろなので当然見えないところにあります。ややこしい。
あとはとにかく動かせばいいのですが、既に画面の煩雑さにうんざりしていると思います。
そこで、個人的におすすめの設定があります。情報が減って逆に分かりにくくなるかもしれないので選択は自由ですが、以後の画面はこの設定で進めます。
設定は簡単で、8キーと0キーを押すだけです。
線の数が減り、色も無くなりました。
さて、行きましょう。
偶然にもかなり早くゴールに辿り着くことができました。普段はここまで早いことはほとんど無く、延々と迷路を彷徨うことになります。
というか何が起こっているのかさっぱり分からないと思います。当然です。そもそも3次元の迷路でも方向感覚が無くなるのはよくあることだと言うのに、4次元迷路に挑戦しようなんて無茶な話です。
なので、まずはこの記事の先頭に戻り、今度はちゃんとただ読むだけでなく指示通りゲームを始めて、とにかく自分で動いてみてください。
数週間ぐらいやってるうちに、どんなのが壁だとか、何が見えたら進めるとか、どこらへんが3次元のときと同じだとかが分かってくるかと思います。たぶん。そしたら4次元空間が面白くなってくるかもしれません。たぶん。
よろしくお願いします。
最後に、ここ http://www.urticator.net/essay/3/373.html にある通り、John McIntosh 氏によるこのサイトのコンテンツは全て、コードの解析、改変、再配布、その他「何でも (whatever you like)」可能とされています。
今僕はこのゲームに重力とかジャンプとかを導入してアクションゲーム化したいと思っているんですが、Java というかプログラミングを一から勉強しなくてはならなくて果てしない道のりになりそうです。もし興味のある人がいたら是非、やってください。
ひとまず僕からは以上です。